
日本における飛行時間の記録と料金計算の仕組み
日本で飛行時間を積み重ねるなら、料金計算の仕組みを理解することで、費用にもログブックの記録にも違いが生まれます。
日本で航空機を借りると、まず気付くのが、アメリカのパイロットになじみのある方式とは料金計算の仕組みが異なることです。その仕組みを理解すれば、むしろ良いと感じるかもしれません。特に飛行時間を積み重ねているときは、1分の違いも大切です。
基本:ブロックタイムと飛行時間の違い
どちらもパイロットが知っておくべき共通の用語ですが、料金計算にどう使うかは国によって異なります。
ブロックタイムは、出発地の駐機場を離れてから、目的地の駐機場に到着するまでの時間です。地上走行、滑走路手前での待機、管制承認待ち、着陸後に駐機場に戻るまでの時間をすべて含みます。
飛行時間は、離陸から着陸までの時間、つまり実際に空中にいた時間です。
理解を深めるために、日本の実際の航空機の航行日誌を見てみましょう。

この飛行では、パイロットは19:31に駐機場を出発し、19:37に離陸、20:29に着陸し、20:33に駐機場で完全に停止しています。
航行日誌には、ブロックタイムと飛行時間が別々の欄に並んで記録されています。ブロックタイムは、航空機が駐機場を離れてから停止するまでのすべての時間を含めて1時間2分です。一方、飛行時間は、離陸から着陸までの空中にいた時間だけなので52分です。
この差の10分間は、料金の請求対象にはなりませんでした。以下のパイロットのログブックにも、両方の時間が記録されています。

このように、ブロックタイムの全時間である1時間2分を飛行時間として記録できますが、支払ったのは52分の飛行時間分だけです。これはうれしいですね!
飛行時間の記録にも料金計算にもホブスメーターの時間を使うアメリカと比べると、なかなか良い仕組みだと思いませんか?
皆さんはどう思いますか?
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